私達“吉澤農園”は3世代に渡り約半世紀の間、トマトの栽培に心血を注いで参りました。
また、トマトに傾注する以前からも、代々農業を続けてきた生粋の“農業人”の家系です。
(以前、先祖代々お世話になっているお寺に確認したのですが、約170年前より以前の記録が焼失してしまったらしく、そこまでしか判りませんでした 笑)
私達が考えるトマト作りとは、美味しさを追求することは至極当たり前のこととして、駄菓子のように短絡的な美味しさだけを追い求めるというものではなく、健康的な環境で育ったトマトを提供すること、食材として使いやすい価格を維持することとも極めて重要であると考えて日々栽培に励んでいます。
一般的にトマトの糖度を向上させるためには、与える水を減らしたり、収穫時期を意図的に遅らせたりと可能な限り、苗木の生命力を実の方へ移す努力を行います。
結果として、無理な糖度上げの工夫は、苗木をボロボロにしてしまい、病気などのリスクも高まってしまいます。
当園のトマトは、植物として健康的な環境で元気に育てることにこだわり、そのうえで糖度なども可能な限り向上させるよう、長年の経験や知恵による工夫を凝らしています。
そのため、リピーターの方々からは「甘いだけじゃなく、トマト本来の味を楽しめる」と、大変ご好評をいただいています。
植物の実の食味を向上させる最も手っ取り早い方法のひとつとして、間引きという方法が挙げられます。実を意図的に減らすことにより、苗木の生命力を少数に集中させる手法です。
当然、間引きを行うと収穫量が減ってしまいますので、ひとつひとつの価格はどうしても高くなってしまうという難点が挙げられます。
また、一期だけ高品質なものを作ればいいという訳ではありませんので、ポテンシャルが下がってしまった土壌を復活させるために、多くの薬剤を使用しているケースが多いという弊害があります。
当園では『美味しさとお求めやすさをいかに両立させ、それを継続するか』という考え方で、長年栽培を行って参りました。
贈り物に使用する場合などにも大変喜ばれています。
是非一度、ご賞味ください。
“桃太郎”シリーズは、トマトの品種の中では王道と呼ばれることが多く、皆様も一度はお店や市場などで目にされた経験がおありではないでしょうか。
栽培のし易さという観点からすると、食味の良さを重視していることもあり、少し気難しい所がありますがきちんと対応してあげればとても美味しい実を付けてくれます。
当園では同じ桃太郎の仲間である「桃太郎ネクスト」を主に栽培しています。
特徴としては従来の桃太郎よりも栽培のし易さと、収穫量が向上しているものの、その代わり糖度をあげるためには、より工夫が必要になるといった特徴があります。
当園ではその“桃太郎ネクスト”の収量の長所を活かしつつ、それでも従来の桃太郎に負けない食味を実現すべく、試行錯誤を重ね、お客様のご好評を得るまでに磨いてまいりました。
これにより、美味しいトマトをより安定的かつ、お求めになりやすい価格で提供できるのです。
当園で使用しているほぼすべての肥料は、酒粕、卵の殻、乾燥魚類、骨粉など有機由来の物となっています。
そのため、強靭な生命力をもった木になり、実も大きく、栄養満点に育ちます。
フルーツトマトなどが流行した昨今、皆様は小さめのトマトのほうが味が濃厚なのではないか、といった印象をお持ちではないでしょうか。
実際は、トマトだけに限らず植物というものは、健康的な生育を行い、実を大きく育てたほうが食味が良くなることがほとんどなのです。(スイカやメロンなども、大きいほうが美味しいです)
前述のとおり、吉澤農園のトマトは特別な生育方法で育てた健康優良児のような大きなトマトです。是非、おなか一杯トマトを食べてみてください。
川越市 T様
色・味・形の三拍子揃った吉澤農園さんの真っ赤なトマト!ギュっと詰まった旨味が大好きです。
今年も大切に使わせていただきます。
鶴ヶ島市 A様
うちの主食は吉澤農園のトマトです!!
家に無くなると不安になるほど美味しいです。
川越市 F様
ここのトマトを一度食べると他で買ったトマトは食べられない、完熟で美味しいです。
さいたま市 M様
甘いだけのトマトに飽きていたところでしたが、ここのトマトはトマト本来の味がして毎日でも食べられます。
川越市 Y様
吉澤農園の大きいトマトは甘みも酸味もあってすっごく美味しいです。
やみつきになりました。
当園のホームページをご覧いただき、誠にありがとうございます!吉澤農園17代目代表の吉澤 茂義です!
私が先代の後を継いだ頃、日本のトマト栽培の平均値はまだまだ発展途上でした。
研究が進んでいなかったこともあり、青臭くて旨味も少ないものが多く、この頃のトマトを食べた経験から、トマト嫌いになった方々も多かったのではないでしょうか。
しかし、トマトは一部では“医者いらず”と言われるほど健康維持に役立つ素晴らしい野菜です。「もっと皆様にトマトを好きになってもらいたい」これが、私が農業人として跡を継ごうと考えた根源の理由です。
また、単純にただ美味しいトマトを作るだけでなく、「皆様に常食いただけるようなものでなければ意味が無い」という理念を掲げ、日々栽培方法の研究をして参りました。
地域の皆様に支えられ、おかげさまで平成26年には当園の栽培技術を評価する農林水産大臣賞や、その他各種品評会やコンテストなど、身に余る栄誉をいただきました。
これからもトマト一筋、皆様にもっともっとご満足していただけるよう、無限の努力をしていきたいと強く思っております。
はじめまして!吉澤農園18代目継承を予定しています、吉澤 正人と申します!
私は先祖代々の農園を継ぐ前に、少し農業以外の社会を見てこようと考え、一度就職の道を選びました。目指した先は前々から興味があった医療業界です。
そこで、人々が健康やその基本となる「食」に対して、どのように向き合っているかを見てみたくなったのです。
医療の現場に携わる中で、健康な食事を取ることの大切さ、美味しいものを食べて笑顔が増え、病気を克服していく様子をこの目で見て、農業という仕事の素晴らしさを改めて認識しました。
人類が生きていくうえで農業という仕事は必要不可欠です。一からモノを作り出すことで多くの人を喜ばせるやりがいのある仕事に誇りを持って挑みたいと思っています。
まだまだ未熟な私ですが、トマトを通してたくさんの笑顔を作れるよう、父をはじめ諸先輩方からたくさん学び、精進していきたいと思っております。
首都圏中央連絡自動車道「圏央鶴ヶ島IC」より車で約5分